日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第63回研究発表大会
セッションID: A5-05
会議情報

体性感覚を用いた自己包囲ユーザインタフェース
木下 誠子岡本 誠伊藤 清英沢田 護
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究の目的は, 体性感覚を用いて視覚に代わる視覚障がい者向けの新しいインタフェースを提案し, そのインタフェースが感覚モダリティとして再構成できているかどうかを検証することである. そのために, 触覚(体性感覚)を提示するプロトタイプを複数制作し, その感覚について考察した. 結果として, 物体との距離を皮膚感覚として再構成するFuture body surface(FB-surface)を提案するに至った. FB-surfaceの提示する振動感覚が人間の距離感覚にどのような影響を与えるのかを評価実験により明らかにした.

著者関連情報
© 2016 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top