日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第63回研究発表大会
セッションID: B8-04
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動的なスクリーン「Addressable Screen」の研究開発(2)
動的に変化する物体形状に合わせた映像投射を実現するためのスクリーン面マーカー構造形成ならびに評価技術の確立
酒井 聡青木 孝文若生 一広阿部 晃一三瓶 仁寛菅原 道晴
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抄録

依然としてプロジェクションマッピングは、広告業やデザインの分野などで新たな映像表現として注目を集めている。しかし、その映像投影を行う条件として映像投影面は変形や移動などをしないことが前提のままである。そのような状況の中で本研究開発では、動的に形状が変化する物体に対して歪みのない映像を投影可能なスクリーン(Addressable Screen)を開発することを目標としており、その一端としてカード型のスクリーンを制作し移動・回転・傾斜などをしても投影像が乱れない映像投影システムを開発した。本稿では、昨年度研究報告を行った映像投影システムAddressable Screen「Magical Card」の技術の進捗と新しいコンテンツである「The Elements」について報告する。

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© 2016 日本デザイン学会
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