日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第64回春季研究発表大会
セッションID: C3-05
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博物館展示物との音声対話による学習システムの提案
水上 絢菜*土屋 雅人
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抄録
日本は諸外国の中でも多くの博物館を持つ国である。しかし、現在国内の博物館の年間の利用者数は減少し、横ばいの状態である。そこで、博物館をより多くの人に利用してもらうため、人々が博物館で展示物そのものから情報を学び、楽しめる方法を提案する。展示物そのものを用いて、楽しく学習できることで博物館を訪れるきっかけにしたいと考える。この考えのもとに、本研究では、音声認識技術と昔からある遊びである糸電話の作法を組み合わせ、展示物との会話環境を製作した。そしてその環境に対して体験者に主として楽しさを感じることができるかを調査した。調査は、10代~20代の男女32人に使用してもらい、その感想を聞いた。その結果、半数以上の人から展示物と話す感覚があり楽しかったとの回答を得た。この調査を通じて音声認識の精度や形状面で課題はあったものの、音声認識と糸電話の作法を用いて展示物と会話する環境を提供することで鑑賞者にとって展示環境が楽しいと感じさせられる可能性があると考える。
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© 2017 日本デザイン学会
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