抄録
スマートデバイスと言われる情報端末は急速に普及し、移動体通信事業とその関 連産業を一変させつつある。 このデバイスは誰でも使いやすいUIが求められ、直感的なUIが主流となりつつある。 本研究は、直感的なUIの さらなる拡大を図るべく、UI画面の視覚的アイコンの 動きがユーザーにどのような印象を与 えるのかを検証した。 アイコンの動きの種類とユーザーに与えられる印象の関係は、16の形容詞対を 用いた。 これは先行研究にて検証済みであり引用し、評価は7段階尺度を用いて検証した。 ユーザ毎の印象の差異をはかるべく若年者と高齢者の違いにも注意を払った。 結果として視覚的な動きがユーザーに一定の印象を与えることが 出来るかは一 部支持され、 動きごとに与える印象が異なるはほぼ支持された。 若年者と高齢者で動きの共通性が存在すことも判明した。 収束のために主成分分析を行い「動的因子」「質的因子」の存在を確認すること ができた。 また、結果としてアイコンの動きに対する捉え方として、大きく4つのクラスタ に分けることができた。 今後は「アイコンのエフェクト」や「ロード時間のエフェクト」等、より調査を 重ねることで実装へと繋げていく。