日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第64回春季研究発表大会
セッションID: D4-03
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箕形を構成する縦断面形状のエラスティカ
久保 光徳*植田 憲
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抄録
千葉県匝瑳市木積に伝えられる藤箕(国指定重要無形文化財)への形態分析を実施した。その結果,この箕の形態は,イタミと呼ばれる平面状の基本形に,ウデキと呼ばれる弾性体の復元力を用いて,その特徴的な曲面を生成していることが確認できた。この曲面生成過程において,イタミとウデキの,主に曲げ変形に対する材料特性の均一性が,箕としての最終形態の完成度に大きな影響を与えることが確認された。そして,その曲面が自然で合理的な形であるエラスティカに類似したものであることを示唆した。
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© 2017 日本デザイン学会
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