日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第64回春季研究発表大会
セッションID: A5-03
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将来の働き方にむけた質的調査の探索的アプローチの実践
コアパートナーを中心とした多角的な調査から複数人へ対象範囲を広げた調査プロセスの提案
小堀田 良子*高木 友史*田丸 恵理子*蓮池 公威
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抄録

近年のICT領域を中心とした技術の進化、グローバル化に対応する市場の変化と流動性の高まり、人口構成の変化に対応する社会制度の変化など、仕事を取り巻く環境は急激に変化している。
筆者らは将来のワーカーモデルとシナリオの策定といった、働き方デザインを試みることで、急速な社会状況の変化に対応する働き方支援につなげることを検討している。
本研究では、既に将来の傾向を兼ね備えたワーカーの、実際の働き方調査を起点に多角的な調査を行い、将来の働き方に対するメッセージを抽出した。本稿では、探索的に調査対象者や調査手法を選択しながらアプローチした質的調査の実践プロセスを報告する。

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© 2017 日本デザイン学会
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