日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第64回春季研究発表大会
セッションID: B6-01
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公理的方法と適応的方法の融合による創発デザイン法2
適応場の情報伝達速度と融合化について
宮田 悟志*登坂 宣好
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抄録
デザイン解の生成を,メタ・レベルの設計ルールの適用により遂行する方法は公理的デザイン等と呼ばれ注目されている.これらはシミュレーションによる性能評価も容易であり,今後,形態形成法の一翼を担ってゆくと思われる.ところでこれらの方法により生成された形態は,デザイン評価において必要な過程:(1)アルゴリズムによる形状の生成 →(2)形状への物理特性付与によるシミュレーションモデルの定義 →(3)シミュレーション実行による応答性の評価 →(4)シミュレーション結果の解釈による形状へのフィードバックと更新,これらのうち (2),(3),(4) をアルゴリズムの外部で行う必要がある.(1)のみでは生成形態の合理性は目論見レベルの存在であり,デザイン解の実体としては保障されない.著者らは前報において,形態生成の過程(1)に過程(2)~(4)を包含させるハイブリッドアルゴリズムを提案した.これは,公理的方法に対して適応的方法を融合させることで,より効果的なデザイン解の生成を目的とするものである.本報では,その後の研究で明らかになった融合システムの課題とその解決への取り組みを報告する.
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© 2017 日本デザイン学会
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