抄録
本研究ではデジタルビジネスにおけるエクスペリエンス設計の特徴を考察すると共に、具体的な設計における制約条件を明らかにする。デジタルビジネスにおいて、エクスペリエンス設計は要求開発としての機能を担うと考えられ、ビジネスの制約や、技術的制約とも密接に関わることになる。そのため、プロトタイプやUXムービーなどによるユーザーフィードバックから顧客ニーズを可視化することが不可欠である。場合によってはフィードバックから得られたエクスペリエンスをビジネスや技術の要求とすることもある。また、デジタル基盤によるプラットフォームを前提とするとこれまでの線的なジャーニーから面的なジャーニーとしてタッチポイントをデザインしていく必要がある。