日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第64回春季研究発表大会
セッションID: PB-06
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締めつけ刺激を用いたゲーム用インタフェースの提案
渡辺 弘樹*佐藤 浩一郎*上田 エジウソン*寺内 文雄
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抄録

本研究ではコンピュータゲームにおいて、刺激と刺激によってフィードバックされるゲーム内事象の関係を明らかにすることで、コンピュータゲームへの没入感を高めるインタフェースの提案を目的とした。本稿では、身体の一部を締めつける刺激に着目した。刺激提示部位によって表現される事象の違いを明らかにするために、手掌、手首、足首、体幹の四部位に締めつけ刺激を提示する装置を制作した。コンピュータゲームの映像を用いて実験した結果、手掌、手首に締めつけ刺激を提示することで「衝突」を強く感じられ、手掌、足首、体幹に締めつけ刺激を提示することで「恐怖」を強く感じられることが明らかになった。

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© 2017 日本デザイン学会
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