今私達はスマートフォンで文章を読むのは慣れて、また漢字の利用度は増して、故に漢字のデザインは益々重要になってきている。特に漢字の構造が複雑である。上記により本研究は、スマートフォンで中国語書籍を読む際に使用される理想的なフォント・デザインの設計プロセスの研究である。今回は中国人スマートフォン使用者のヒアリングを実施し、文字の問題と現状を検討した。そして、設計方針を提案した後、新書体をデザインした。その新書体と既存の7書体を調査に使用し、一対比較法と数類化Iで書体のイメージを分析し、設計方針を検証した。この客観的評価方法や感覚量の定量化といった手法の使用は
はフォントのデザインを更に有効になることを期待している。