抄録
この提案は室内において障害当事者が握りやすいと感じる新しい手すりを開発することである。3名の身体障害者にヒアリングを実施し、その結果より「握りやすさ」と「手すり表面のスムーズさ」という2つのキーワードに着目した。キーワードより多様な形状をスケッチし、それらを2×2マトリックスに分類した。次に、分類結果に基づいて、木材を使用してプロトタイピングを行った。プロトタイプは、2名の障害当事者に体験してもらい評価された。最終試作品は3Dプリンターで製作し、真空蒸着によるスパッタリング加飾と自己修復塗装を施した。