デザインを学ぶ学生が、プロトタイピングしようとするときの課題として、実際の開発とグループインタビューを通じて次の課題が抽出された:1)やりたいことをどの技術で開発・実装すればよいかわからない、うまく調べられない、2)プログラム全体の構成要素(機能モジュール)の理解ができず、また各要素をつなぐことができない。
これらの問題に対して、解決・サポートするために次の3つのツールを提案する:α)やりたいことから関連技術を選択できる開発技術マップ。要素を絞り込んで容易に開発を始められることを特徴とする β) プログラムの機能要素の理解/要素の分割と要素をつなぐ技術の演習。演習に必要なモジュールを用意し、モジュールをつなぐときの手順を示した解説、それを使用した実装・調整を体験する γ)GitHubのようなログツールを利用した開発の記録・バージョン管理。その中では小さいステップを明確にして記録する(調べる→実行する→結果の分析をする:エラー分析等を含む)