日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第69回研究発表大会
セッションID: 6D-02
会議情報

クリエイティブオフィスの特徴と変遷(その2)
-日経ニューオフィス推進賞の受賞作品を対象として-
*山城 清香藤田 成羅伊藤 孝紀岡田 亮汰
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では、日経ニューオフィス賞における受賞作品を対象とし、ワーカーの感性と創造力を高め、知識行動を誘発する空間の特徴と変遷を明らかにすることを目的とする。

 対象の受賞作品を、設定したアイテム・カテゴリーを用いて集計し、属性の視点から受賞作品の傾向を明らかにした。その後、日経ニューオフィス賞受賞作品を紹介する書籍における、キャプションのテキストマイニングをおこない、空間の設計意図やデザインを把握した。また、掲載写真から空間構成・家具・仕上について定量的に把握するため、アイテム・カテゴリーを設定し,5年毎の年代別に集計した。

 掲載写真において、執務室は仕切りのない開放的な空間、会議室は多様なツールを用いて社内外の情報共有をする場、共用空間は天井を高くした開放感ある空間が増加していることがわかった。また、全ての空間において木を用いた仕上や家具が増加し、植栽レイアウトや天井の色彩といったインテリアが多様化していると把握した。これにより、雰囲気ある空間を多種用意することが社員の感性の刺激につながり、オフィスにおいてワーカーのクリエイティビティを高めると推察された。

著者関連情報
© 2022 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top