日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第69回研究発表大会
セッションID: 7B-04
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触覚を活用して遊ぶ実体物ゲームの制作と評価
*五十嵐 大智安井 重哉
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抄録

近年、視覚や聴覚のデザインと同様に「触覚」をデザインするということが注目されている。これは娯楽の面でも見受けられ、触覚を活用して遊ぶゲームが制作されている。しかし、視覚を活用して遊ぶゲームと比べるとまだ発展途上であり、新しい触覚を活用したゲームが制作できるのではないかと考えた。本研究は、凹凸の厚さを区別して遊ぶ実体物ゲームの制作と評価を目的とし、触覚情報を活用することで楽しめる新しい遊び方のゲームが実現できると期待する。研究方法は、まずゲームで使用するためのコンポーネントを制作する。コンポーネントは「make」「feel」「think」というプロトタイプ制作の三段階を繰り返すことによって制作する。その際、加工方法や凹凸量、形状に注意を払って制作を進めた。遊び方としては「神経衰弱」「ババ抜き」「ペア作りタイムアタック」「触覚×会話ゲーム」の4種類を提案する。そしてこれらのゲームを被験者に試遊してもらい評価を行った。結果は、全てのゲームにおいて良い評価を得ることができた。また、「神経衰弱」「ババ抜き」については改善の余地が見られた。今後は、得られた改善点の修正、ゲームの拡張、ゲームの種類の増加を目指す。

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