日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第69回研究発表大会
セッションID: 1C-04
会議情報

フォントの印象評価方法に関する考察
ー印象評価の方法および形態属性の分析に着目してー
*楊 寧
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

文字は音声言語を視覚的な記号として表現したものである。フォントは意味と形態から成り立っていて、異なるフォントを用いると、同じ内容の文字情報であっても、視覚的に異なった印象を受ける。フォントが持つ印象が人に与える影響について、数多くの研究が行われ、証明されている。 近年、グローバル化の進展により、多言語タイポグラフィの需要が高まり、多言語表示のサインやWebサイトなどを見かけるようになっている。このような環境の変化の中、多様な言語の書体の造形から受ける印象の解明が求められており、研究者の関心が集まっている。東アジアの文字言語は、欧文と比べると字形が複雑であり、特に日本語の場合、文字種や文字数も多く、印象評価の手法が定まっていない。 そこで、発表者は、複雑な文字言語に着目し、フォントの印象を評価する手法、および印象に影響を与える文字の形態属性を分析する手法を探りたい。本報告は、まず、日本語を取り上げて、フォントの印象評価についての先行研究を概観し、評価方法およびその問題点を考察する。

著者関連情報
© 2022 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top