主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第70回研究発表大会
回次: 70
開催地: 芝浦工業大学 豊洲キャンパス
開催日: 2023/06/23 - 2023/06/25
情報化社会とも言われるなかで、インフォグラフィックは、受け手に訴求するだけでなく、情報を分かりやすく、印象的に伝えるコミュニケーションの形式として注目されている。本研究は、特にインフォグラフィックを用いた動画に着目し、その構成要素が視聴者に与える印象や、情報理解へどのように影響しているかを明らかにすることを目的とする。はじめに、インフォグラフィック動画の現状を掴むため、予備調査として既存のインフォグラフィック動画を調査した。多く用いられるインフォグラフィックや文字数字の表現、動きや音などの構成要素を洗い出し、それらの組み合わせの傾向を把握した。本調査としてアンケート調査を行い、分析を通して印象を構造化し、視聴者を4つのクラスタに分けた。ラフ集合決定ルール分析法によってインフォグラフィック動画の詳細な構成要素が各印象に与える正と負の影響を表にまとめて明らかにした。また、表を全被験者と4つのクラスタのそれぞれで示し、差異を明らかにした。本研究が、インフォグラフィック動画を製作する際にどのような構成要素を用いるかの選択の手助けになることを期待する。