主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第70回研究発表大会
回次: 70
開催地: 芝浦工業大学 豊洲キャンパス
開催日: 2023/06/23 - 2023/06/25
本研究では,ユーザの期待感を高める価値伝達方法として,デザインコンセプトの表現方法や製品の利用方法のイメージしやすさが製品利用前の主観評価に与える影響を調査した.価値評価構造の階層が異なる4つの条件(製品属性,機能的ベネフィット,情緒的ベネフィット,本質的価値)における,有用性・利便性・魅力性・利用意欲を比較した結果,利用方法がイメージしやすい製品については製品属性の評価が高く,そうでない製品は機能的ベネフィットまたは情緒的ベネフィットの評価が高いことが示された.