日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第70回研究発表大会
セッションID: PB-29
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不規則なバウンドを活用したアクティビティの提案
*岩崎 理樹佐藤 浩一郎寺内 文雄
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抄録

本研究では、遊び方の選択肢の拡張を目指して、不規則なバウンドを活用したアクティビティを考案した。まず、ボールのバウンドに関する要素から、ボールの形状、材質、重心の位置に着目し、それぞれの要素を変化させたボールを試作した。次に、試作したボールを使って既存のスポーツで遊んでもらった。参加者から集めた感想を参考に、新しく試作と検証を行った。2度の検証で集めた感想から不規則なバウンドをアクティビティに活用するための要件として、「参加者がボールの動きに反応できること」「意図的にボールを制御しうること」「ボールが予想外な動きもすること」「ゲームが単純な試行の連続で進行すること」の4項目を抽出した。最後に、要件に基づいて2種類の新しいアクティビティを考案した。重心の偏りがあり、面の一部が異なる材質のボールを作製し、「ボールを転がしてピンを狙うアクティビティ」と「バウンドを交えたキャッチボール」に活用した。遊んでもらった感想から、不規則なバウンドを活用することによって一般的なボールではできない楽しみ方で遊べることや力の差による影響が感じられにくくなることが示唆され、新しい遊び方を提示することができた。

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© 2023 日本デザイン学会
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