日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第70回研究発表大会
セッションID: 2D-05
会議情報

包括連携による動物園のストリートファニチュアデザイン演習
横浜市金沢動物園×横浜美術大学プロダクトデザインの連携授業の取組み
*上綱 久美子山路 康文辻 康介
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本稿は、2021および2022年度に横浜市金沢動物園と横浜美術大学の包括連携事業の一環で、同動物園と同大学美術学部プロダクトデザインコース3年生の演習を連携授業として取組んだ内容について述べる。 本連携授業の基本姿勢は、学生に、屋外環境におけるパブリックデザインの視点を通してプロダクトデザインの役割を捉え直してもらうことである。課題テーマを「動物園のストリートファニチュアデザイン」として、学生を軸に動物園運営者、来園者をデザインパートナーとして、インクルーシブデザインの手法にそったデザインプロセスおよびデザイン提起・解決の演習を目指す。学生は、動物園の特性や役割と動物園運営者の問題を把握し、動物園利用者(主に来園者)の不特定多数の多様な問題も知り、動物園と来園者が抱える問題について整理・考察・定義してデザイン提起・解決することを学ぶ。動物園と来園者に対しては、デザインの表層的な活用から、深層的な「デザインすることの意義」の重要性について理解してもらい、動物園×デザインの新たな楽しみと学びの価値について協働・連携につなげることを目標とする。本包括連携事業は2023年度以降も継続される。

著者関連情報
© 2023 日本デザイン学会
前の記事 次の記事
feedback
Top