主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第71回研究発表大会
回次: 71
開催地: 九州産業大学
開催日: 2024/06/21 - 2024/06/23
本研究は工作をともなう体験プログラムにおける、教材としての工作キット設計開発のための手法を研究し提案することを目的としている。本報告では、水族館に展示されているペンギンの形態の特徴を対象としたモデル化とペーパークラフトの設計における形状の表現方法について参加者の主観的印象評価で得られたデータをもとにした比較分析の試みである。今回の分析でペーパークラフトの展開形状を検討する際に、ペーパークラフトの完成形が想像しやすいかどうかは、参加者の第一印象に影響を与えているのではないかという知見が得られた。これは会場でワークショップに興味を持ったものの、ペーパークラフトを見てむずかしく感じてしまうことで、参加の動機づけやプログラム進行の中での主体的な取り組みへの意欲などにも影響していることが推測される。このことからペーパークラフトを設計する際に、切り出しのしやすさや組み立てやすさといった作業性とともに、ペーパークラフトを見た時の第一印象を考慮したペーパークラフトの設計が重要であるということができる。