日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第71回研究発表大会
セッションID: C9-02
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神社参道のサウンドスケープに関する基礎研究
その2 岐阜県高山市及び飛騨市の神社の事例
*池田 岳史川合 康央益岡 了
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キーワード: Soundscape, Sequence, Shrine Approach
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抄録

本研究では,空間利用者の動的視点からの空間構成要素分析を行う中で「音」に着目し,この音が創り出す風景である「サウンドスケープ」を研究対象としてきた。また,空間の連続性や変化の豊かな空間として,既往の研究においてシークエンス研究の対象となってきた神社の参道空間を対象に,空間とサウンドスケープの変化の関係を明らかにすることを目的として研究を進めてきた。本稿では前稿に続いて,岐阜県飛騨市の気多若宮神社,岐阜県高山市の阿多由太神社,荒城神社,櫻山八幡宮,飛騨護國神社,飛騨天満宮,飛騨東照宮の7つの神社を対象に採音調査を行った結果について述べる。

調査対象地においては,これまでの調査と同様に,高音質の採音が可能であり,空間把握に必要な画角,画質の動画を同時に撮影可能な機材として一連の研究でも用いてきたZOOM Q2n-4Kによる採音調査を2023年6月9~10日に行った。

本稿では可聴要素の比較を中心にサウンドシークエンスについて述べたが,今後は更なる事例の調査に加え,音データについてより詳細な分析を行うことで,空間とサウンドスケープの変化の関係を明らかにしていきたい。

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