日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第71回研究発表大会
セッションID: PA-29
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「デザイン環世界」を描く:他者のデザイン行為を探索し動機とプロセスをリフレクティブ・ドキュメンテーションで可視化する
テキストとビジュアルで他者の内面世界を探索し、思考経路を可視化することによって創出されるデザインイノベーション
*中島 郁子石塚 英美子
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抄録

本研究は、筆者がさまざまなデザインの現場を経験する中で、徐々に進化していった<リフレクティブ・ドキュメンテーション>の手法について、成立までのプロセスと手法を説明する。この手法は、一般的なレコーディング手法をさらに発展させ、表面的な情報を迅速に正確に記録するだけではなく、他者の内面世界を探索する方法を提案する。

 リアルタイムで他者の思考や感情のパターンを探索し、テキストとビジュアライズで具現化し、提示することによって、<探索された側><探索される側>にあらたな気付きとリフレクションを引き起こす。

 <リフレクティブ・ドキュメンテーション>を実施する際に、デザイナにとって身体性は不可欠であり、エネルギーの源だと感じている。直感的な判断や身体的な経験が、言葉による説明やビジュアル表現を超えて行われることは、身体が知っている。言語と視覚の外にはいったい何があるのか。

 デザイナの身体性をイノベーションにつなげるために、プロトタイプを制作する試みを始めている。次世代デザイナと共に、普遍的な理論と手法につながるよう、今後も研究と実践を続けていく。

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