主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第71回研究発表大会
回次: 71
開催地: 九州産業大学
開催日: 2024/06/21 - 2024/06/23
本研究は、筆者がさまざまなデザインの現場を経験する中で、徐々に進化していった<リフレクティブ・ドキュメンテーション>の手法について、成立までのプロセスと手法を説明する。この手法は、一般的なレコーディング手法をさらに発展させ、表面的な情報を迅速に正確に記録するだけではなく、他者の内面世界を探索する方法を提案する。
リアルタイムで他者の思考や感情のパターンを探索し、テキストとビジュアライズで具現化し、提示することによって、<探索された側><探索される側>にあらたな気付きとリフレクションを引き起こす。
<リフレクティブ・ドキュメンテーション>を実施する際に、デザイナにとって身体性は不可欠であり、エネルギーの源だと感じている。直感的な判断や身体的な経験が、言葉による説明やビジュアル表現を超えて行われることは、身体が知っている。言語と視覚の外にはいったい何があるのか。
デザイナの身体性をイノベーションにつなげるために、プロトタイプを制作する試みを始めている。次世代デザイナと共に、普遍的な理論と手法につながるよう、今後も研究と実践を続けていく。