日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第71回研究発表大会
セッションID: PB-13
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産学連携による千葉県における鍛冶文化の継承・振興に向けた取組
職人自身による共通点の内発的な導出に基づく柔軟な組織づくり
*土屋 篤生青木 宏展植田 憲
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キーワード: 鍛冶, 産学連携, 伝統工芸
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抄録

本稿は、産学連携による「千葉匠の技」の継承と奨励に関する第2報である。鍛冶文化の継承・振興にあたり、職人たちは自分たちの共通点を自ら再発見し、千葉工匠具をつくる職人の一員として地域のイベントに参加することで、コンセプトを共有する仲間という意識を持つようになった。自分たちのコンセプトを職人たち自らが内発的に再発見することで、女性西洋鍛冶職人を仲間に迎えるなど、固定観念にとらわれない柔軟な結束が生まれた。千葉県打刃物連絡会と千葉大学は、イベントへの参加や大学祭でのワークショップの実施、職人同士の交流会など、市民、職人、学生が鍛冶に実際に触れ、交流し、ものづくりを通して鍛冶文化に触れる機会を提供した。今後、従来の師弟関係などに囚われない柔軟な取り組みによって千葉県の鍛冶技術・文化が継承・振興されていくことが期待される。

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