日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第73回研究発表大会
セッションID: A-05-05
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防犯アプリにおける情報優先度とインターフェースデザインの関係
岡山県警アプリ「ハレノポリス」での実践を通して
*山下 万吉, 齋藤 美絵子
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抄録

本研究は、警察が運営する防犯アプリにおける情報提示の優先順位とインターフェースデザインの関係について、岡山県警察の「ハレノポリス」の開発実践を通して示すものである。先行アプリの調査では、トップ画面での情報過多により必要な情報へ辿り着きにくいという課題があるのではないかと推察した。先行研究、大学生へのユーザーテストおよびヒアリング等の調査の結果、利用者にとって事件・事故等の地図上の発生場所よりも、発生有無や内容の即時把握を優先すべきであると考察した。また、メニューのスクロール機能の看過、多数のメニュー配置による重要情報への認知負荷など、UI構造上の課題も判明した。調査結果を踏まえ、岡山県警察の「ハレノポリス」のトップ画面では注意情報の有無が直感的に把握できる構成とし、色彩やピクトグラムを整理した、全体的にシンプルな印象のビジュアルデザインを提案した。さらに、岡山らしさを表現する色彩計画を取り入れることで、信頼性と地域性を両立したデザインを試みた。

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