日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会第73回研究発表大会
セッションID: D-06-01
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墨田区における産業観光振興のためのプロモーション手法の提案
墨田区宿泊施設における製品使用体験セットの提案
*塚田 紗代, 根津 孝太, 青木 宏展, 高木 正太郎, 原 寛道, 小野 健太
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抄録

墨田区における産業観光振興のためのプロモーション手法の提案

【背景・目的】

墨田区のものづくり産業は高い技術力を有するが、観光客の滞在時間の短さからその価値が十分に伝わらない課題がある。本研究では、観光客がゆとりを持って過ごす「宿泊施設」に着目した。区内製品の「使用体験」を通じ、作り手や製品への関心を創出する情報発信手法を検証した。

【手法】

区内4事業者の製品を用いた「コーヒー体験セット」を制作し、区内2箇所の宿泊施設で実証実験を実施した。観察・ヒアリング調査を通じ、感覚的な体験が価値伝達に与える影響を分析した。

【結果・考察】

利用客からは手触りや使い心地に関する高い評価が得られ、実店舗への訪問など具体的な行動変容も確認された。また、スタッフが介在することで体験価値が高まる傾向にあり、導入のパッケージ化や有人での提供が有効であることが示唆された。

【まとめ】

宿泊施設での製品体験は、観光動線に即した有効な産業観光の手法となり得る。今後はスタッフの運用負荷軽減や、購入・訪問へ繋げる導線設計の最適化が実装への課題である。

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