デザイン学研究
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ファジィ推論による消費者製品評価のモデル化
牛田 正行森 典彦杉山 和雄国濁 好衛
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1990 年 1990 巻 78 号 p. 9-14

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抄録

消費者の製品評価構造には,一般に,評価が良ければ買う,悪ければ買わないというルールが存在する。また,消費者の製品に対する評価にはあいまいさが存在する。このように,人間の経験的,意識的なルールがあり,あいまいさが存在する分野には,ファジイ集合を応用したモデルが適している。そこで本研究では,ケーススタディとして家庭用電話機を取り上げ,消費者の製品評価モデルの構築を試みる。研究はまず,家庭用電話機に対する消費者の意識を探るために,グループインタビュー,アンケート調査を行い,評価項目やその重視度を明確にした。次に,ファジイ推論を応用した消費者の製品評価モデルを構築し,実製品を使った具体的演算を行い,モデルの妥当生及び問題点を考察した。

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© 1990 日本デザイン学会
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