抄録
理科ぎらいという現象を科学的リテラシーの観点から捉え直すために、「科学における6つの領域」(概念、方法、応用、態度、創造、科学の本質)を元に1996年版Iowa Assessment Handbook(IAH)を用いて小・中学生の科学的リテラシーの実態を調査した。また、子どもたちや教員養成系大学の学生に行った理想の理科教師像のアンケートと照らし合わせながら、子どもたちの科学的リテラシーを向上させるような授業像、理科教師像について考察を加えた。これらを元にして理科ぎらいの克服における科学的リテラシーの必要性に関する議論を進めた。