抄録
米国のINTASCスタンダード・サイエンス版の考え方に基づいて,理科の教師としての資質を10観点から振り返る「理科の教師のための自己評価チェックリスト」を開発した。各観点は,模範となる具体的な行動や考え方を示した4項目のチェックリストから構成した。自己評価に基づき,自分の課題を知り,授業改善の手立てを工夫し,半年にわたる実践を積み重ねた結果,理科を教える教師として,視野が拡大すること,より多面的・客観的に自分を振り返ることができること,授業改善の意欲が増大すること,教師としての成長が子どもの成長につながることが示された。