日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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動物園におけるSNSコミュニケーションの事例的検討
*高岡 素子三宅 志穂
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抄録

近年、動物園が科学教育に対し大きな役割を果たしていることが注目されている。本研究では、プラハ動物園(チェコ)を事例とし、SNSの一つであるFacebookの活用の視点から、動物園における科学教育的機能の可能性について考察した。その結果、動物園と利用者同士がSNS上で活発に交流、さらに利用者によって投稿がシェアされることで、動物園発信の情報が多くの人に拡散されていることが認められた。2020年においてはコロナウィルス拡散防止のために世界中の動物園が一時的に閉鎖された。今回、プラハ動物園の閉鎖期間のFacebookの活用についても解析した結果、動物園は閉鎖時もさらに活発な情報発信を継続し、閉鎖前よりも多く利用者がその情報に関心を示し、利用者間の活発な交流や情報拡散が認められた。このような非常事態においても動物園は科学教育的機能を果たし、SNSは利用者たちのコミュニケーションを行うためのチャネルとして活用されていた。

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© 2020 日本科学教育学会
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