主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第46回年会
回次: 46
開催地: 愛知教育大学
開催日: 2022/09/16 - 2022/09/18
国立沖縄青少年交流の家では,被災後の生活に焦点を当てた防災キャンプを開催し,災害発生時に自ら考えて行動することのできる子どもたちの育成を図っている.災害に関する知識を学び,避難所の生活がどのようなものか疑似体験することで,防災に対する意識を高めることを「ねらい」とし,どぼん料理(ポリ袋料理)やダンボールを使った簡易ベッド作りなどの体験的学習を通して,避難所での生活の中で自分に何ができるのかを考えるプログラムになっている.本研究では,この防災キャンプを通して,参加した児童生徒の防災意識がどのように変化したのかについて調査した.その結果から,避難所生活を体験することでより鮮明に被災時を想像することにつながっていること,災害時に自らができることを増やすことで自助の意識が育まれること,そして,他者と関わりを持つことで共助の精神が芽生えることが示唆された.