主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第48回年会
回次: 48
開催地: 函館工業高等専門学校
開催日: 2024/09/13 - 2024/09/15
北海道は,航空宇宙分野の国内随一の研究・実験拠点を目指し,宇宙実験場の開設,宇宙ビジネスの誘致等を進めている.中でも大樹町は,民間にひらかれた商業宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」を本格稼働,さらには,HOSPO の運営,宇宙船打ち上げ支援業務,地域創成を含むビジネス機会の提供等の支援を目的としたSPACE COTAN 株式会社を設立した.このような宇宙産業を核とした地方創成が進む北海道では,どのような人材育成が必要であろうか. 本シンポジウムでは,、宇宙関連技術の研究人材,宇宙規模の視点・視野を有した,新たな人間の存在意義や価値観を創造できる次世代型人材の開発について考える.具体的には,国連貿易開発会議(UNCTAD)の提言する3 つの創造性のフレーム(経済的創造性・科学的創造性・文化的創造性)を起点に,異分野を収斂する融合技術としてのコンバージングテクノロジーを実現する文理融合のあり方,総合知を考える.