鳴門教育大学
1987 年 1 巻 5 号 p. 105-110
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情報教育で養うべき能力として、情報関連機器、特にコンピュータの操作、コンピュータの社会における役割など、「コンピュータの理解」に力点が置かれている。本稿では、情報教育においては、まず「人間の情報処理に関する知識・理解」を軸とし、その限界や弱点を補うという意味において、情報処理の方略や補助手段を理解すべきであるという観点にたって、まず学問体系としての情報学の枠組を提案し、それに基づいて情報に関する学力構成を具体的な学習項目として整理した。
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