日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
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一般研究発表
自らの問を追究する授業の実践的研究 : 植物の種類と生活(中学1年)を通して
進士 隆司
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1995 年 10 巻 1 号 p. 31-36

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抄録

生徒が自ら学ぶ理科学習の実現を目標に,生徒が「自らの問」を追究する授業を実践した。従来型の授業と比較し,いくつかの観点でその有効性を明らかにしようとした。実践の結果,「自らの問を追究する授業」は従来型のものと較べて,学習意欲に大きな高まりが見られ,理科学習への好感を増す傾向があることが分かった。また,教師依存的な分かりかたから,自ら分かろうとする姿勢を強めることが示唆された。

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© 1995 一般社団法人 日本科学教育学会
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