日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
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描画履歴再生機能つきドロー系ソフトウェア「Polka」を利用した実践と評価(1) : 理科学習における予測・観察・説明の支援
成尾 有紀中山 迅林 敏浩
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2003 年 18 巻 3 号 p. 23-28

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抄録

本研究では,成尾ら(2003b)で報告した描画履歴再生機能つきドロー系ソフトウェア「Polka」を,小学校・中学校の理科授業に取り入れる試みを行った。その際に質問紙調査を行い,ソフトの操作性や理科授業での利用の可能性について検討した。その結果,ソフトウェアを利用するに従って操作は容易になることや,実装面における今後の課題が見いだされた。また,質問紙の回答や子どもの描画・修正の過程から,「Polka」の理科授業での利用が可能であることや,科学モデル学習の支援以外にも使用できることがわかった。

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© 2003 一般社団法人 日本科学教育学会
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