愛媛大学教育学部
2005 年 19 巻 6 号 p. 67-70
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本研究では, TIMSS記述形式問題の中から, 「ロウソクの消える理由」問題, 「山の頂上の雪」問題, 「心拍数の変化」問題を取りあげ, 「科学用語の使用」, 「説明の因果性」, 「説明の具体性」に関する独自の分類観点を開発し, 日本の小中学生の記述解答を分析した。その結果, 日本の小中学生は, 理科授業を通して科学用語の使用は熟達するが, 事象を因果的に説明したり, 具体的に計画を表現したりすることが苦手であることがわかった。
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