日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
ISSN-L : 1882-4684
一般研究発表
あんどう君プロジェクト : リフレクションを指向した学習コミュニティの発展
稲垣 成哲舟生 日出男山口 悦司出口 明子
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2005 年 19 巻 6 号 p. 71-76

詳細
抄録

筆者らは, 再構成型コンセプトマップ作成ソフトウェアの開発と普及に取り組んできている.本研究では, その普及の促進にかかわる課題について検討するために, 1998年12月から2005年3月までの本ソフトウェアの開発と普及の経緯を反省的に考察した.その結果, 本ソフトウェアの学習コミュニティは, 7層から構成されており, 現在の普及には, 開発コアグループと部分的に連携しながらも, 相対的に外側に位置する第4層グループ(自律的授業実践普及グループ)の出現が重要であることがわかった.

著者関連情報
© 2005 一般社団法人 日本科学教育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top