日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
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発表
学習の共通性を見いだす「気づき」に関する一考察
石井 俊行橋本 美彦
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2018 年 28 巻 8 号 p. 21-24

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抄録
中学校理科「濃度」と「湿度」学習の「飽和」という共通性への「気づき」には段階があることが分かった 「気づき」を生かした学習指導のあり方について 。考察した。さらに理科と数学学習の共通性への「気づき」を見出させ,それを問題解決に活用する「関連づけ」の必要性が分かった。他教科間の「学習の転移」をおこさせるには,教科間の共通な原理・構造があることに気づかせ,それらを関連づける指導を行う必要がある。
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© 2018 一般社団法人 日本科学教育学会
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