郡山女子大学短期大学部
2018 年 33 巻 1 号 p. 1-4
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本研究では,幼児の身体現象の理解に着目し,遺伝的特徴,身体的特徴及び心理的特徴に関する幼児の認識を明らかにすることを目的とした.その結果,次の3点が明らかとなった.第1に,4歳児は修正可能性という観点で,遺伝的特徴,身体的特徴及び心理的特徴を既に区別している.第2に,身体的特徴の修正可能性を認めた子どものほとんどが,その修正は身体的練習によってもたらされると回答した.第3に,心理的特徴の修正可能性を認めた子どものほとんどが,その修正は意思・努力によってもたらされると回答した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら