サルコイドーシス/肉芽腫性疾患
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サルコイドーシスの経過観察中に頸部リンパ節生検で診断したT細胞リンパ腫を合併した1例
寺川 和彦川口 俊白石 訓長谷川 喜一片山 博文住谷 充宏井上 健杉浦 孝宗
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2005 年 25 巻 1 号 p. 53-59

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抄録

症例は67歳男性. 胃癌術後及び後縦靭帯骨化症で経過観察中に胸部X線の異常陰影を指摘され経気管支肺生検でサルコイドーシスと診断した. 無治療で経過観察申の3年後に頚部リンパ節腫大が出現した. リンパ節生検でサルコイドーシスの所見であった. 6年後に再度頚部リンパ節腫大が出現した. リンパ節生検でT細胞リンパ腫と診断した. サルコイドーシスと悪性リンパ腫の合併は稀とされ報告する.

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© 日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会
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