北海道大学低温科学研究所
1995 年 16 巻 10 号 p. 651-654
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氷結晶の表面は,融点近傍の温度になると表面融解と呼ばれる1次の表面構造相転移を起こし,擬似液体層で覆われる。雪の結晶の成長機構は,このような表面微細構造と密接に関連している。表面構造の温度依存性と面方位依存性を考慮すると,雪の結晶の複雑な形態変化のしくみさえ解明できる可能性がある。最近の研究の発展について紹介する。
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