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Print ISSN : 0289-6540
抽象解釈に基づく段階的プログラム構成法(ISDR法)の記述能力の評価
吉岡 信和鈴木 正人片山 卓也
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1997 年 14 巻 2 号 p. 2_189-2_193

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抄録

著者らは抽象解釈に基づく段階的プログラム構成法(ISDR法)を提案している.これまでISDR法を構造をもったデータを扱えるように拡張してきたが,そこで扱っていた例題は説明のため簡略化されていた.本論文では,マイクロフィッシュ問題をJSP法とISDR法で構成し,これらを比較検討する.これによって,ISDR法が実用的な問題領域に十分適用可能であることが示せる.

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© 1997, 日本ソフトウェア科学会
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