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Print ISSN : 0289-6540
14 巻 , 2 号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • 平木 敬
    1997 年 14 巻 2 号 p. 2_105-2_106
    発行日: 1997/03/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー
  • 大蒔 和仁 , 磯部 祥尚
    1997 年 14 巻 2 号 p. 2_107
    発行日: 1997/03/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー
  • 磯部 祥尚 , 佐藤 豊 , 大蒔 和仁
    1997 年 14 巻 2 号 p. 2_108-2_125
    発行日: 1997/03/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    並行プロセスを解析する数学的道具としてプロセス代数が知られており,すでに目的に応じた多種のプロセス代数が提案されている.しかし,並行プロセス数の増加と共に観測可能なアクションの列が急激に増加するため,大規模システムの仕様記述は複雑になる問題がある. 我々は,アクションに重要度と発生位置の情報を付加して,遠くの重要でないアクションを無視した近似解析が可能なプロセス代数CCSGを提案する.CCSGには2つの等価性が定義されており,1つは観測者の位置を移動するためのシフト(s)等価,もう1つは遠方の重要でないアクションを無視するためのレベル(γ)等価である.これら2つの等価性により,全体的な仕様と任意の位置における局所的な仕様とを関係付けることが可能である.

  • 伊藤 恵, 片山 卓也
    1997 年 14 巻 2 号 p. 2_126-2_141
    発行日: 1997/03/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    リアクティブシステムやOMTの動的モデルの仕様記述モデルとして広く使われているモデルにStatechartがある.Statechartはすぐれた計算モデルであるが,データに関する側面は大域変数とそれに対する副作用によって表されており,大規模なシステムの記述に際しては可読性が低下する原因となっている.さらにStatechartの状態階層はオブジェクトモデルの階層構造との関連性が低い.本論文では,オブジェクトモデルの階層構造を用いて動的モデルを記述し,各オブジェクトに状態遷移図とデータを持たせることで局所性を高めた仕様記述モデルObTSを提案する.ObTSに操作的意味を与え,関数型言語によってObTSの実現を行う.また,例題を通じてStatechartとの比較を行う.

  • 得能 貢一 , 山田 茂
    1997 年 14 巻 2 号 p. 2_142-2_148
    発行日: 1997/03/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    近年,ソフトウェア開発管理者およびユーザは,ハードウェア製品と同様に稼働率あるいは可用率といったソフトウェアのシステム性能に対して関心をもつようになってきた.特に,通信ソフトウェアでは可用性は考慮されるべき品質特性の一つとなっており,「ソフトウェアが特定の時点で要求仕様通りの機能を維持している度合」と定義されるソフトウェア・アベイラビリティを計測・評価することが重要視されるようになってきた.しかしながら,ソフトウェア・アベイラビリティを定量的に計測・評価するための技術・技法は,ほとんど提案されていない. 本論文では,ソフトウェアの挙動を,ソフトウェアが動作している稼働状態と,ソフトウェア故障が発生して動作できない保守状態を,交互に繰り返すものとして捉えたソフトウェア・アベイラビリティモデルについて議論する.ここで,ソフトウェア故障発生時間間隔およびフォールト修正時間間隔の平均値はフォールト除去が進むにつれて幾何級数的に大きくなると仮定する.この仮定は,デバッグ作業が進捗するに従って発見されるフォールトの複雑度が高くなることを反映している.ソフトウェアから修正・除去されたフォールト数の累積値に着目して,ソフトウェアの時間的挙動をマルコフ過程を用いて記述する.また,ここで構築されるソフトウェア・アベイラビリティモデルに基づいて,ソフトウェアの可用性を計測するために有用な定量的評価尺度を導出する.最後に,ソフトウェアのアベイラビリティ解析の数値例を示し,モデルパラメータがソフトウェア可用性に与える影響について考察する.

  • 山崎 勇
    1997 年 14 巻 2 号 p. 2_149-2_174
    発行日: 1997/03/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    論理を線形代数に近い代数系の上で表すことにより論理の問題に新しい視点をあたえることを目的として,すでに推論加群Dとその係数環R,および割当加群Uから成る推論加群系を定義し,いくつかの論理的な事項をこれらの加群系の上で表現し直した.例えば,充足は内積の非負性と,モデルの全体は双対錐と,論理的帰結の全体は双対錐の双対錐と,推論は非負一次結合と,対応する.本論文では一歩進んで,論理上の問題解決法を推論加群系の上で表現できるようにすることを目的として,推論加群が双対加群を持つように拡張した.すなわち左単一化関数にもとづいて,推論加群Dとその係数環R,ならびに推論加群の双対加群の部分加群(事実加群Ψ)を導いた.またこの新しい推論加群系の上での代数について述べた.推論加群はねじれ加群であるが,準一次独立なる概念を導入することで線形代数に準ずる議論を行える.以上により推論加群系の上での一次方程式を,消去したい未知数の係数を0とする射影変換を構成してこれを方程式に作用させる,という消去法を実行するための土台が築かれた.これに基づき従来の充足可能性判定手順の一つである単位導出法に対応する消去法を述べ,これらの方法が一般Horn条件のもとで完全であることを導いた.

  • 藤田 憲悦
    1997 年 14 巻 2 号 p. 2_175-2_179
    発行日: 1997/03/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    古典命題論理のある特殊な形をした証明(μ冠頭形証明)の存在性の例外処理のプログラムへの応用について報告する.μ冠頭形証明は,シーケント計算LKにおける右減の規則の使われ方に関する考察から得られた概念である.任意の古典的命題論理の定理に対してこのμ冠頭形証明が存在することにより,シーケントの右側には高々2つの論理式の出現を許せば十分であることがわかった.カリー・ハーワードの同型により,このμ冠頭形証明に例外処理のプログラムとしての計算的意味が自然に割り当てられることを関数型言語MLでの例を用いて示す.

  • 藤田 博征 , 池田 浩 , 坂井 公
    1997 年 14 巻 2 号 p. 2_180-2_184
    発行日: 1997/03/17
    公開日: 2018/11/05
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    高階単一化のアルゴリズムとしては,Huetによる射影と模倣に基づく手法が有名である.これに対してDougherty提案の結合子を利用したアルゴリズムでは,高階単一化をナローイングで扱うことができ,射影や模倣による手法に比べ,著しく扱いが簡単になる.しかし,Doughertyの論文は理論的明解さに欠けるので,我々は,アルゴリズムやその健全性・完全性の証明の記述の簡素化を試みた.さらに修正したアルゴリズムの実装を行い,その結果に基づいて,アルゴリズムの正当性や効率化について再検討した.

  • 清水 智弘 , 小林 直樹
    1997 年 14 巻 2 号 p. 2_185-2_188
    発行日: 1997/03/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    本研究は,並列言語の分散メモリマシン上の実装において,リスト等の高級なデータのPE間の通信を高速化する技法を提案する.PE間の通信は,タグを埋め込んだバイト列に変換して通信することで実現する方法がまず考えられる.しかし,静的に型付けされた言語ならば静的にわかるデータの型を利用することでタグを除去し,(1)encode/decodeの高速化と(2)転送するデータ量の縮小を行うことが可能である.この方法を,特に多相型が導入された言語において実現する方法について提案する.多相型が存在する場合には型が実行時までわからず,PEの間で送られる値の型を静的に特定することができないものがある.これを2階の明示的に型付けされた言語を中間コードとして用い実行時に型をデータとして渡すことで,タグを用いないencode/decodeを可能にする.本論文では,並列言語HACLを対象として,実際にワークステーションクラスタ上に実装することで効果を測定した.

  • 吉岡 信和 , 鈴木 正人 , 片山 卓也
    1997 年 14 巻 2 号 p. 2_189-2_193
    発行日: 1997/03/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    著者らは抽象解釈に基づく段階的プログラム構成法(ISDR法)を提案している.これまでISDR法を構造をもったデータを扱えるように拡張してきたが,そこで扱っていた例題は説明のため簡略化されていた.本論文では,マイクロフィッシュ問題をJSP法とISDR法で構成し,これらを比較検討する.これによって,ISDR法が実用的な問題領域に十分適用可能であることが示せる.

  • 勝野 恭治 , 中原 真則 , 所 真理雄
    1997 年 14 巻 2 号 p. 2_194-2_198
    発行日: 1997/03/17
    公開日: 2018/11/05
    ジャーナル フリー

    本稿では,モーバイルエージェントにトランザクションの概念を導入することの利点について述べる.そして,モーバイルエージェントがトランザクション処理を行うためのシステムモデルと,そのシステムを使うプログラマに対して言語的な枠組を与えたエージェント指向言語MALS(Mobile Agent Language System)の設計,実装について述べる.また,実行オーバーヘッドを実測評価し,検討を行う.

  • 湯淺 太一
    1997 年 14 巻 2 号 p. 2_199-2_203
    発行日: 1997/03/17
    公開日: 2018/11/05
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