東北大学大学院情報科学研究科:(現)NEC C&C 研究所
京都大学大学院工学研究科情報工学専攻
1997 年 14 巻 4 号 p. 4_388-4_401
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本論文では、代入を持つ関数型言語Λを提案する.この言語の定義を示し、操作的意味論がChurch-Rosser性や参照透明性のような良い性質を持つことを示す.次に、Λと[5]で提案された同様の関数型言語Λ94とを比較し、両者の間に成り立つ関係を調べる.Λの操作的意味論はΛ94のそれよりも簡潔に与えられており、そのためΛに対しては決定的な操作的意味論を自然に定義することができる.
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