群馬大学情報工学科
2006 年 23 巻 2 号 p. 2_142-2_156
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Klopによって提案された高階書換えの体系コンビナトリー簡約系 (Combinatory Reduction Systems, CRSs) がFiore,Plotkin,Turiらによる構文の代数モデルΣモノイドによって健全かつ完全にモデル化できることを示す.このモデルを整礎な推移的関係を持つものに制限すると,停止性を持つCRSの完全な特徴付けができる.このことを用いて,与えられたCRSの停止性を代数的な解釈によって示すという便利な手法を与える.
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