東京大学大学院総合文化研究科
2006 年 23 巻 2 号 p. 2_157-2_167
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本研究では,AspectJ言語に対するコンパイルの枠組であるSCoPEの改良を提案する.SCoPEは静的な条件ポイントカットを自動的に見つけ出し,静的に評価することができる.改良は束縛時検査の高速化と,Javaバイトコード操作ライブラリとSCoPEとの連携から成る.これによって,ユーザーがJavaバイトコードの複雑な静的解析を行う静的なポイントカットを記述できるようになり,これを実用的な時間でコンパイルすることが可能となった.
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