コンピュータ ソフトウェア
Print ISSN : 0289-6540
ユーザー定義されたプログラム解析を利用するアスペクト指向プログラムのコンパイル手法
青谷 知幸増原 英彦
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2006 年 23 巻 2 号 p. 2_157-2_167

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抄録

本研究では,AspectJ言語に対するコンパイルの枠組であるSCoPEの改良を提案する.SCoPEは静的な条件ポイントカットを自動的に見つけ出し,静的に評価することができる.改良は束縛時検査の高速化と,Javaバイトコード操作ライブラリとSCoPEとの連携から成る.これによって,ユーザーがJavaバイトコードの複雑な静的解析を行う静的なポイントカットを記述できるようになり,これを実用的な時間でコンパイルすることが可能となった.

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© 日本ソフトウェア科学会 2006
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