コンピュータ ソフトウェア
Print ISSN : 0289-6540
SMTソルバーを用いたコンテキスト指向プログラミングのためのデバッグ支援
内尾 静鵜林 尚靖亀井 靖高
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ジャーナル オープンアクセス

2012 年 29 巻 3 号 p. 3_108-3_114

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抄録

ContextJ*などのコンテキスト指向プログラミング(COP)はコンテキストに依存した振る舞いを簡潔に表現でき,通常の振る舞いから分離できる.その1方で,デバッグが必ずしも容易ではないという問題がある.COPの実行過程やオブジェクトとコンテキスト間の依存関係が複雑になる場合が多いからである.このような問題に対処するため,本論文では,SMTベースのContextJ*デバッグ支援環境CJAdviserを提案する.CJAdviserでは,ContextJ*プログラムの実行トレースをコンテキスト依存グラフに変換し,それをSMTソルバーYicesを用いて解析する.CJAdviserを用いることにより,オブジェクトとコンテキスト間の様々な依存関係を調べることが可能となる.

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© 2012 日本ソフトウェア科学会
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