コンピュータ ソフトウェア
Print ISSN : 0289-6540
OSS事前品質評価における重み付け手法の実証実験
中野 大扉亀井 靖高佐藤 亮介鵜林 尚靖高山 修一岩崎 孝司
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2018 年 35 巻 4 号 p. 136-143

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抄録

ソフトウェア開発企業の製品開発において,オープンソースソフトウェア(OSS)の品質に起因する製品品質の低下を回避するため,OSSの品質を事前に評価することが望ましい.本研究では,OSSの事前品質評価を企業に導入する際の知見,及び,課題を明らかにするために,富士通九州ネットワークテクノロジーズ株式会社の開発プロジェクトで利用したOSSを対象に調査を行った.開発形態ごとに重要視する品質に差があるかについて,開発者にアンケート調査を行った結果,平均5項目について,開発形態の違いによって「重要視する」,「やや重要視する」と答えられた割合が20ポイント以上の差があった.開発形態ごとのアンケートを基に評価項目ごとに重みを設定し,OSS 6件に対して評価を行った結果,開発者が問題ありと評価したカテゴリのうち,本手法でリスクが高いと評価したカテゴリは7/12であった.

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© 2018, 日本ソフトウェア科学会
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