人に危害を及ぼさない対話型システムの開発では,ユーザが様々な操作をしてもシステムが安全であることを検証することが重要である.このような検証を支援するために我々はこれまで,性格特性に基づくユーザモデリングの方法や,ユーザモデルとモデル検査によるシステム安全性検証の方法を検討してきた.しかし,手法利用者は完全に手動でユーザモデリングをしなければならない課題があった.そこで本論文では,ユーザモデルを系統的に得やすくするために,ユーザモデルを半自動生成する手法を提案する.有効性評価のために提案手法を踏切制御システムのモデル事例に適用した結果,性格特性に起因する危害発生例が示せただけでなく,様々なバリエーションのモデルが得られたことで妥当な指摘を行うこともできたため,提案手法が有効である見込みを得た.