2025 年 32 巻 p. 16-36
日本社会福祉教育学会では,新カリキュラムが本格導入された2022年度から2024年度までの期間,継続的に2カ所・240時間実習の実施に関連するシンポジウムやワークショップを行なってきた.第12回の春季研究集会では,基調講演とシンポジウムを開催,第19回大会では開催校主催でワークショップを実施,更に第14回春季研究集会において再度ワークショップを開催した.
これらの継続的な集まりに参加された皆さんから出されたものをまとめると,実習実施にあたり,異なる2カ所の実習をどのようにつなぐのか,異なる2カ所目の実習先との連携のあり方,実習先・養成校・実習生それぞれへの負担増にどのように対応すべきか,という3つの課題に集約される結果となり,第20回大会(2024年9月)で報告のポスターを掲出した.
今回の春季研究集会では,2カ所実習として継続してきたテーマの総まとめ的な意味で,特色ある方法で実習を実施しておられる養成校から実施報告をしていただき,更に各校の工夫などを出し合って上記の3つの課題への対応を話し合う機会を設けたいと考えている.すでに2カ所実習が2年目を終えた養成校が多いと思われるので,それぞれの経験からアイディアを持ち寄り,今後のより良い2カ所実習へとつながっていくことをめざしたい.