移植
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療法選択外来でRTC介入からの経過と生体腎移植希望となった一例
後藤 丈博土田 千尋鈴木 麗美宇津木 努佐藤 洋子西田 隼人山岸 敦史福原 宏樹土谷 順彦
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2020 年 55 巻 Supplement 号 p. 378_1

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抄録

2019年5月より泌尿器科病棟と腎臓内科病棟との混合病棟となり、慢性腎臓病療養指導看護師(以下DLN)とレシピエント移植コーディネーター(以下RTC)が同じ病棟に在籍することとなった。腎臓内科・腎代替療法選択外来にて腎代替療法(以下RRT)の意思決定支援には腎臓内科医、DLNが関わり、腎移植希望時は腎臓内科医より移植医へ紹介し、移植医から腎移植の説明を行っていた。混合病棟となったことでDLNとRTCが情報を共有し、腎移植に興味を示した患者を移植医へと紹介する前に腎代替療法選択外来でのRTC介入が可能となった。RTC介入後、生体腎移植に結びついた一症例について、腎代替療法選択外来にRTCが介入してからの経過を含め報告する。

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